大阪市旭区の歯医者・予防歯科・歯周病治療なら
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ▲ | × |
15:00~20:30 | ○ | ○ | 〇 | × | ○ | × | × |
▲:9:00~13:30
倉松歯科医院は受診者にとって安心で安全な歯科医療環境を提供している診療として厚生労働省が定める『歯科外来診療環境体制』診療所(2020年現在、全国で約2割)です。
厚生労働省が定める「医療安全対策にかかわる研修を修了した歯科医師」及び「感染症対策として厚生労働省が定める必須の装置・器具の設置を施している歯科医院」が厚生労働省に対して申請し受理された場合『歯科外来診療環境体制」診療所として認定されます。そのような条件を満たす診療所が2020年現在、全国で約2割ほどあります。(逆に言うと約8割が条件を満たしていません。)
当該保険医療機関は、その旨を院内掲示する義務があります。詳しい施設基準条件は「歯科外来診療環境体制」の院内掲示をご覧ください。
又、倉松歯科医院は特定非営利活動法人日本・アジア口腔保健支援機構の「第二種歯科感染管理施設」としても認定されています。
倉松歯科医院の診療は「健診・予防・滅菌で安心安全で誠実な歯科医療」を基本姿勢として診療しています。その中の滅菌消毒に関して今回の新型コロナウイルスの件で急遽このページを作成しました。
2020年3月10日
こういう時だからこそ受診されている方々にいつも以上に安心して通っていただけるように倉松歯科医院の実施している新型コロナウイルスの感染防止対策をご説明します。
以下のことをお読みいただきご心配なく倉松歯科医院にご来院下さい。
尚、院内感染予防として従来から実施している項目は●印を付けています。
今日(こんにち)の現状を踏まえて新型コロナウイルス感染予防として、より徹底して今まで以上に安心安全を追求し、今回実施しだした項目には★印を付けています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Ⓐ飛沫感染・・・新型コロナウイルスだけではありませんが、感染している人の飛沫(くしゃみ、せき、唾液など)と一緒にウイルスが飛び散り、他の人にそのウイルスが口や鼻・目(粘膜)に付き、感染していきます。
対策
口、鼻からの感染対策としてマスクをすること。目からの感染対策としてゴーグルをする。
Ⓑ接触感染・・・感染している人が唾液などがついた手で物を触るとその物にウイルスが付きます。他の人がそれを触るとウイルスがその人の手に付き、その手で口や目、鼻を触ると粘膜から感染していきます。
対策
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●
マスクとゴーグル
≪外からの来院≫
★
来院される全ての方が触られる自動ドアですので、タッチされたあと院内に入られましたら、玄関に消毒用アルコールを置いています。手指消毒にご協力下さい。
★
アルコールを使用しない場合は自動ドアをヒジで押して下さい。
指先で押さないようにして下さい。
≪玄関≫
★
消毒用アルコールで手指を消毒して下さい。
≪診療室への入室≫
●
受診される方がドアを触れないようにスタッフがドアを開けて診療室へご案内いたします。
≪診療台に座る≫
★
受診される方が座る時、立ち上がる時にほとんどの方が触られる診療台のヒジかけは、診療1回ごとにアルコール消毒しています。
それでも気になる方にはビニール手袋をして座っていただくようにしています。
ヒジかけは電車のつり革のようなもので触る方と触らない方がおられます。
≪診療後、待合室に戻る≫
●
診療後待合室へ戻られる際も、スタッフがドアを開けて待合室に戻っていただきますのでドアを触らないで済みます。
≪会計≫
★
次回の診療のお約束等の際、真正面向きの会話になります(距離の120cmほど)ので飛沫感染予防として透明シートを貼りました。
★
会計時はお札、硬貨を触りますので会計後の消毒用アルコールをご用意しています。
≪診療所から外へ≫
★
お帰りの際の出口の自動ドアをタッチされる際は、ビニール手袋をご用意しています。
≪帰宅へ≫
★
使用されたビニール手袋は、外側に設置したゴミ箱に捨ててお帰り下さいませ。
●レントゲン撮影の時には頭を固定する「おでこの部分」と
「アゴの部分」には、ティッシュをかぶせて前の方のおでこ、アゴとが間接的に接しないようにしています。
★レントゲン撮影のイスのヒジかけは、表面がスポンジのため消毒液で拭くことができません。そのため、撮影時にはビニール手袋をしていただきます。
撮影後、イスから立ち上がる時にヒジかけを握り立ち上がられますのでビニール手袋をしてレントゲン撮影をしていただきます。
★院内の空気は診療中は裏口のドアを全開にしています
●換気扇も1診~4診、滅菌室等全部で9カ所を診療前から帰宅までの間1日中作動しています。
●院内の空気感染予防として通常30ppmの濃度で効果があるものを50ppmの少し高めの濃度で次亜塩素酸殺菌水を噴霧し続けて空気消毒しています。しかし、今日の現状を踏まえて100ppmの濃度に引き上げています。
尚、最近パナソニックからジアイーノという商品名で家庭用のものが低濃度の商品が販売されるようになりました。
倉松歯科医院の次亜塩素酸殺菌水生成器は1000ppmの高濃度も生成できます。
術者(歯科医、歯科衛生士)と医療スタッフ(受付、滅菌消毒係)が触る箇所をテープを貼り完全に区別しています。
≪テープを貼ってその部分のみを触るようにして他の部分は触らないよう決めています≫
●術者とスタッフが触る箇所をテープで明確に区別し、そこ以外は触らないようにして院内感染予防をします。
●診療台の術者用のテーブル
赤色の部分がゴム手袋をして歯科医師、歯科衛生士が触る部分。
●緑色の部分がゴム手袋をしてスタッフが触る部分。
●黄色の部分がゴム手袋をしていない時に薬指もしくは小指で引っ張る(開ける)部分。
もしその部分をゴム手袋で触れてしまうと直ちにアルコールで消毒します。
●閉じる時はヒジで押して閉じます。
手は使わないようにしています。
≪ゴム手袋の表面は不潔になっています≫
●術者はゴム手袋をしていますので診察用ライトを動かす時はそのアームが不潔になっていますのでアルミホイルを巻いて動かすようにしています。治療後は直ちに除去し、次の治療の方の治療直前にアルミホイルを巻きます。
≪全員が操作するパソコンマウス≫
●術者スタッフ全員が操作するためマウス表面に菌が付着している可能性が高いため、使用時はその都度ラップをかぶせその上から操作をしています。使用後は直ちにそのラップは捨てます。
<まとめとして>
〇受診される方が倉松歯科医院へ入って来られ診療を受け、終わり、帰宅されるまでの間で物に直接触わるのは診療前の「診察券の手渡し」と診療中の「ディスポの紙コップ」及び診療後の会計時の「お札と硬貨」だけです。
〇術者側(歯科医師、歯科衛生士)もゴム手袋をしていても触る場所を完全に区別し、両者が同じ場所を触らないように完全に区別しています。
尚、オートクレーブで滅菌できない金属性以外の小器具(ゴム製品・プラスチック器具・綿花など)は乾熱滅菌やガス滅菌で対応しています。
いろいろな箇所を触るゴム手袋というものはその表面は汚染されていると考えられます。誤った使用の仕方をするとゴム手袋の表面の菌をばら撒いているのと同じことという逆のことが起こります。
ゴム手袋で守っているのはゴム手袋の中に覆われている自分の指(身)だけということになりかねません。
ひとつの例として、ゴム手袋をしたままボールペンを持ち筆記をしているのは院内感染予防としては正反対になっています。又、レジでゴム手袋をしたままで何人もの方に対応している方の青色のゴム手袋の先を見ると黒ずんでいることがあり、菌をばら撒いていることになりかねません。
≪治療器具の滅菌≫≪治療時使用している次亜塩素酸殺菌水≫≪うがいの次亜塩素酸殺菌水≫については
医院のご紹介の中の【器具の滅菌に関して】のところをお読み下さい。