大阪市旭区の歯医者・予防歯科・歯周病治療なら
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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15:00~20:30 | ○ | ○ | 〇 | × | ○ | × | × |
▲:9:00~13:30
従来の歯周病治療では、蓄積した歯石やプラーク、そして細菌に冒された歯周組織を物理的に取りのぞく、対症療法的な処置が中心でした。しかしその方法だと、歯ぐきに隠れた歯石などを取りのぞいたりするために切開などの外科的処置が必要になります。外科的処置には当然痛みがともない、歯科医師の技術・経験によって治り具合がかわったり、長期間の治療が避けられなかったりします。
そこで大阪市旭区の歯医者「倉松歯科医院」では、歯周病が「細菌による感染症」であるという点に着目した画期的な治療「歯周内科治療」に力を入れています。薬によって原因となる菌を取りのぞくのため、根本的な歯周病の改善が可能。長期間の治療が必要だった歯周病が、1回の治療で大幅に改善できます。こちらでは、歯周内科治療の概要と特徴についてご説明します。
歯周病はインフルエンザなどと同じく細菌による感染症なので、原因菌(歯周病菌)を完全に殺菌すれば完治へと導くことができます。そのこと自体は従来からわかっていましたが、これまでは技術的に、生きた人間のお口の中で細菌を全滅させることができませんでした。そのため、歯周病菌が多数ひそむプラーク(歯垢)や歯石を削り取るなどの物理的治療が行われてきたのです。
しかし技術革新が進み、今日では薬によってお口の中の歯周病菌を全滅させる治療が可能になりました。当院の歯周内科治療ではまず、位相差顕微鏡を用いてお口の中の細菌を検査します。そうして細菌の種類・数・活動状態などを正確に把握しその結果をもとに、それぞれの歯周病菌に合わせた内服薬を処方。その方のお口に適した薬で、効果的に細菌を減らしていきます。
当院では皆様に安心して治療を受けていただくために、院内の衛生管理を徹底しています。その一環として、治療や器具の洗浄などに使用する水には食塩を超純水で電気分解して生成した次亜塩素酸水(商品名:エピオス)を採用。高い殺菌能力を持っているが人体には無害なこの殺菌水を使用することで、清潔で安心安全な治療環境を実現しています。
一般的に歯科医院でうがいや洗浄に使用する水は、ご家庭と同じように、給水の配管や給水タンクを通して供給されたものです。その配管や給水タンクは錆びているケースも多く、又、診療台の中の配管は長年の間に台所の流し台のようにヌルヌルした状態になっていて、治療時に細菌が流れ出ていっている状態になっています。
歯を削るタービンや、その先につけて歯を削るバー、神経をとったり歯周ポケット内をクリーニングする器具など金属製品、プラスチック器具、ゴム製品などの治療器具の全ては滅菌パックに入れて滅菌された状態で診療台まで持っていきます。
そして、治療を受けられる方の前で、滅菌パックは開封されます。しかし、歯を削ったりする時の治療時に使用される水が、診療台の配管を通る間に汚れている現状は、器具だけが滅菌されていても意味はありません。
ですから、当院では次亜塩素酸水を治療時に使用して無菌状態で治療しています。
当医院では、診療台内の配管汚染水の使用を極力ひかえたいと考えて下記の取り組みを行っています。
※歯科治療時に使用している水の汚染については日本口腔感染症学会や日本機能水学会でも発表されています。2008年の日本歯科医学界総会のシンポジウムでも取り上げられました。
診療台に流れる
は、殺菌水を流し続ける連続殺菌治療システムを採用しています。
診療台に流れる
エピオスの活用シーン | 期待できる効果 |
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うがい用の水や口腔内洗浄用のスプレー水 | 細菌が消える |
器具の洗浄 | 機器を傷めずに1次消毒が可能 排水溝の細菌が消える |
手洗い | 手指が清潔に保たれる 院内感染の予防が徹底できる |
歯石除去、ドリリングの際に使用する水 | タービンによる切削と同時に、肝炎ウィルスやHIVウィルスを排除できる 歯石除去と同時に歯周ポケット内のバイオフィルムが破壊できる |
歯科診療台の配管チューブ | 台所の流し台のようにヌルヌルしたバイオフィルムという細菌の被膜ができないので配管内の細菌がお口の中へはいることがない |
エピオスは殺菌力が強いため、人体への影響を心配する方もいらっしゃいますが、食塩を超純水によって電気分解して生成したものなので人体への影響はありません。安心してご来院ください。